腰痛の原因は腰じゃない!?40〜50代男性に多い「股関節の固さ」とは
- 和輝 内倉
- 5 日前
- 読了時間: 3分
「最近、腰が重い…」そんなあなたへ
年齢とともに「朝起きた時に腰が痛い」「長時間座っていると腰がつらい」と感じる方、特に40〜50代の男性に多く見られます。実はそれ、腰が悪いのではなく、“股関節の固さ”が原因かもしれません。
腰痛の根本原因は“股関節の動き”かも?
腰が痛いからといって、腰を揉んだりストレッチしたりしても、一時的にしか楽にならない…そんな経験はありませんか?
その理由は、本当の原因が股関節にあることが多いからです。
股関節が固いと、腰が本来以上の動きを補おうとして、負担が集中してしまいます。特に男性は筋肉量が多く、股関節周りの柔軟性が低くなりがちです。放っておくと、慢性腰痛だけでなく坐骨神経痛など、別の問題につながることもあります。
なぜ股関節を動かすと腰が楽になるのか?
人の体は、股関節のほうが腰椎よりも可動性に優れている構造になっています。
しかし、デスクワークや車移動が多い現代人は、日常生活で股関節をしっかり使う機会が少なく、可動域が狭くなりがちです。
この可動域制限があると、腰椎が代償的に動きすぎてしまい、腰痛を引き起こすという仕組みです。
つまり、腰を守るには、股関節の動きを取り戻すことが必要不可欠なのです。
今すぐできる!おすすめエクササイズ「レッグサークルズ」
では、実際にどのような運動をすればよいのでしょうか?
初心者にもおすすめなのが、**「レッグサークルズ」**です。仰向けになり、片脚を天井方向に伸ばして円を描くようにゆっくり回します。
やり方のポイント:
仰向けで片膝を立て、反対の脚を天井へ伸ばす
腰の下に手のひら1枚分の隙間をキープ
お尻が浮かないように注意
おへそを背骨の方向へ軽く引き込む意識を持つ
呼吸を止めずに、5回ゆっくり円を描いてから反対回し
注意点:
・腰が反りすぎないよう、常に腹部を軽く引き込んだままにしてください。
・股関節の動きだけで脚を回す意識を持ちましょう。
今日から、腰ではなく「股関節」を動かそう!
腰痛を根本から改善するためには、痛みが出ている腰だけでなく、「動かしていない部分」を意識的に使うことがカギです。
まずはレッグサークルズを1日1回、毎日の習慣にしてみてください。
まとめ
腰痛の原因は、実は股関節の固さにあることが多い
股関節を動かすことで、腰の負担を軽減できる
「レッグサークルズ」は初心者でも取り組みやすい有効な運動
今すぐ始めましょう!
「腰痛は年のせい」と諦める前に、まずは股関節を動かす習慣を取り入れてみましょう!
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