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【膝の痛みを感じるあなたへ】膝に頼らず動ける体をつくるには?

1. 「階段の上り下りがつらい…」そんな経験ありませんか?



40代以降、こんな悩みを感じたことはありませんか?


  • 階段の上り下りで膝に違和感がある

  • 立ち上がるときに膝が「パキッ」と鳴る

  • ウォーキングを始めたけど、膝がすぐに疲れる



これらは、膝だけに頼って動いている「膝主導の動き」になっている可能性があります。実は、股関節がうまく使えていないことが、膝に余計な負担をかけている原因の一つです。



2. 問題の本質は「股関節が使えていない」こと



本来、歩く・しゃがむ・立ち上がるなどの日常動作は、股関節を中心とした全身の連動で行うのが理想です。しかし、現代人の多くは座る時間が長く、股関節の動きが鈍くなりがち。その結果、膝が必要以上に働くことになり、痛みや違和感の原因となってしまいます。



なぜ股関節を使うことが重要なのか?



研究によれば、膝関節の慢性痛を抱える方の多くに、股関節の筋活動不足が見られたと報告されています(Lynn et al., 2008, JOSPT【レベル2のエビデンス】)。


つまり、膝の負担を軽くするには、「股関節を使う習慣」と「その周囲の筋肉を鍛えること」が効果的なのです。



3. 対策:お尻と裏ももを鍛えよう!



股関節をしっかり使えるようになるために重要なのが、「お尻(大臀筋)」と「裏もも(ハムストリングス)」の筋肉を鍛えること。


ここでは、初心者でも簡単にできるトレーニングを紹介します。



《エクササイズ:ヒールリフト》




■ やり方



  1. うつ伏せに寝ます(ベッドやマットの上がおすすめ)

  2. 両膝を90度に曲げます

  3. 踵(かかと)を天井に向かって、少し持ち上げます

  4. ゆっくり元に戻します(10回×2セット)




■ ポイント



  • 腰が反らないように注意

  • おへそをへこませて腹圧を意識しましょう

  • 動きは小さくてOK。筋肉を「意識して」動かすことが大切です




■ 注意点



腰に負担を感じたら無理せず中止し、フォームを見直してください。痛みがある場合は医療機関に相談しましょう。



4. 膝を守るには「股関節から動く」ことを意識して



膝の痛みを感じる方の多くが、「膝だけ」で動こうとしてしまいがちです。

でも、本当に使いたいのは「股関節」。

お尻や裏ももを使った動きを習慣づけることで、膝の負担は自然と減っていきます。





まとめ



  • 股関節が使えないと膝に負担が集中しやすい

  • 股関節周囲の筋肉(お尻・裏もも)を鍛えることで改善が期待できる

  • 簡単なエクササイズから始めることで、膝の不安を軽減できる






今日からはじめる第一歩!



あなたの膝を守るために、まずは「股関節で動く」感覚を身につけてみませんか?

1日たった3分でもOK!小さな積み重ねが、膝の負担を大きく減らしてくれます。



 
 
 

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